不況時には、これまでまかり通っていた法則が通用しなくなり、新たな規制が設けられ
たりと極端から極端に向かう場面が多く見受けられます。このため、
為替や
株などの
価格が大きく変動する場面が少なくありません。
ですので、FXで
カナダドル・円のポジションを取るのであれば、身軽なポジションを取る
必要がありますが、実際に含み益がでている場面では中々難しいです。
「もう少しいけるのではないか」と、いう思いが強すぎるあまり、ポジションを拡大してしま
う傾向がつよいようです。上昇トレンドに相場があるならば問題ないのですが、下降トレ
ンドにあるときには大きく飲み込まれる可能性が高いです。
たった一度、損きりを見送ってしまったがために身動きが取れない状態に陥ってしまい
身動きが取れなくなってしまうと一か八かの状態になってしまいます。
金利が高い状態にあれば
スワップポイントがつきますので良いですが、主要国の多く
が量的緩和の実施を検討している状態にまで景気が悪化している状態では、かつての
日本がそうだったように数年間は金利上昇局面に転換する可能性は低いです。
なので、
カナダドル・円で
スワップポイントを狙った取引はしばらく期待することができ
ないわけですから、もし、大きく含み損をかかえてしまった場合は、潔く撤退して出直す
ことが精神的にきついのであれば3分1から半分程度損きりすべきです。
そうすることで精神的な負担がかなり軽減されます。仮に大きく円高が進んでしまった
としても、折をみて買い進むことができます。
世界景気の足並みが揃ってしまったので、2008年後半のように極端なドル売りがおこ
ったとしても、円が買われることはないでしょう。
また、商品価格が底を打った状態にありますので、今後は少しずつ上昇する可能性が
高いので、悪材料がでて、ドルが売られるような状況下では
資源国通貨であるカナダ
ドルにシフトする動きが期待できるかもしれません。
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