カナダドルは2007年終値ベースで1カナダドル=121円を付けたのを最後に大きく低迷
しているわけですが、
資源国通貨の宿命で、世界景気が後退すると商品需要が低下し
ますので、必然的に減産方向に向かい、
カナダ経済を後退させます。
世界景気=米国であることは疑いようがないわけですが、米国を最大貿易相手国とする
カナダはダブルパンチを受けることになるのです。
今後さらに世界景気は後退するのか、もう少しで底を打つのか分かりませんが、いずれ
にしても、絶好の買い場をそのうち迎えることになるということです。
FXなどの
為替取引に限らず、株式投資の世界でも大底を拾うのは難しいとされてます。
本当の意味で大底と分かるのは、数ヶ月程度経過した後に分かることなのです。
ですので、大底を狙って大きな利益をあげようとすると、かえって絶好の投資機会を逃す
ことになってしまいますので、注意が必要です。特に
FXの場合は株とは異なり、長期で
トレンドを計るのが難しいので、様子を伺いながらトレードするべきです。
特に、
カナダドルの場合は
米ドルや
ユーロとは異なり、市場規模が極端に小さい上に
資源国通貨の宿命から、投機的な動きが入りやすいので余計に注意が必要となります。
値幅が大きく動く時には、相場を的確に読むことが出来るのであれば、大きな利益をあげ
られるわけですが、反対の場合は致命的な損失を被ることになってしまいます。なので、
株でいうところの打診買いを行いながら
ポジションを拡大することをオススメします。
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