残念ながら、期待されていた金融安定化策が否決されたことにより、
金融不安が継続する可能性が高まっています。
米国以外の国からは批判の声があがっていますが、当面の間は覆
されそうにない上に、米国では大統領選挙が控えているだけに具体
的な金融政策は来年以降に持ち越される可能性が高いです。
こうした状況下では今後は名のあるヘッジファンドなどを中心に破綻
する金融機関が続出する可能性があり、欧州では、こうした動きを
すでに見越してか、既に金融機関の再編の動きが広がってます。
そして、市場でアナウンスされるたびに乱高下を繰り返す可能性が
高いことから、中長期で為替差益を狙うの難しいと思います。
利幅を小さく設定した上で短期売買を行った方がリスクも抑えられ
ますので、投資戦略の一つに短期売買を加えるべきだと思います。
もしくは、今後これまで以上に乱高下を頻繁に繰り返す相場展開が
予想されているので、大きく下落した時のみ買って、スワップポイン
トと両方狙ったFX取引も有効かもしれません。
そして注意しなければならないのは、これほどまで金融不安が緊張
した状態に陥るとちょっとした噂で暴落する可能性がある点です。
売らなくても良い時に売らされて、買わなくても良い時に買わされて
しまっては辛いFX取引を継続してしまうことになりかねませんので、
十分警戒しながらポジションを取る必要がありそうです。
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