金融不安が依然として広がる一方の中で債券などへの投資の魅力
が増しています。とくに外国債券は利回りが高いので人気です。
今回は、円建と外貨建ての金融商品を選ぶさいにどちらが徳かに
ついて簡単ではございますが、解説させていただきます。
海外の株式や債券に投資する日本のファンドの特徴といたしまして
は、今現在円建てが一般的とされております。しかし、外国籍投信
の場合におきましては外貨建てとなってます。
円建ての外国投信は、投資した株や債券の時価を日本円に換算す
ることによって基準価額が表示されることとなります。このため国内
の株式投信を買うときと同じような感覚で投資できます。
一方、外国籍投信の多くは基準価額の表示も外貨ベースで行われ
ます。このため為替レートを使って換算しないといくらで売買する事
ができるのかすぐに判断することができないデメリットがございます。
こうした点を十分考慮した上でファンドを選ぶ必要があるわけですが、
長期投資であればそれほど気にする必要はありません。
しかし、1~2年程度の運用の場合は、大きく影響されることになりま
すので注意する必要があるのですが、投資タイミングをはかること
も重要となりますので、つねに取れるリスクを明確にしましょう。
リスクを明確にせずに投資してしまいますと、間違った金融商品に
投資してしまったり、または極端にリスクの高い商品に投資してし
まい、痛手を被ることになりかねません。
適切な金融商品に投資するためにもしっかりとリスクを明確にして、
資産運用の目標をたてる必要がございます。
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