金融不安がこれまで以上に広がっているために国内の金融商品
への投資はかなり低迷しているようです。
一方でリスクが低いにもかかわらず利回りが高い主要国の債券
へ投資する動きが広がっているようです。
この場合の債券とは外国債券のことをさすわけですが、今回は、
実際に外国債券を購入するにあたっての仕組みについて簡単で
はございますが、解説させて頂きたいと思います。
実際に外国債券を購入するには日本円以外の外国の通貨で元本
の払い込みを行ないますので、その結果として外国債券は外貨建
て債券となるわけですので注意が必要です。
外国債券は基本的に債券に投資する格好となりますので、預貯金
とは大きくことなりますが、債券が実際に発行されるわけではない
ので投資するという実感が沸きにくいかもしれません。
注意しなければならない点としては、利回りが高いのですが、債権
が実際に償還されるまでの残存期間によってリスクが異なります。
そして、債券の特徴として、金利が上昇することで債券価格は下が
り、金利が下落すると債券価格は上昇します。
実際に株式や為替ほどは大きく変動することはない物の、債券は
インフレ局面では金利が上昇する可能性が高いのでインフレ時に
は本来の魅力が軽減することになります。
こうした外国債券の特徴を十分に考慮した上で残存期間に注意
しながら投資する必要があります。
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