ロイターが報じた記事によりますとカナダ中央銀行は、ドッジ総裁は2期目
は目指さないと発表しました。
ドッジ総裁の任期は2008年1月31日までとなります。
ドッジ総裁は3月下旬、6月に開かれる理事会の場において後任問題について
協議する考えをすでに述べておりました。
また、カナダ中央銀行は今回の件で以下の通り声明を出しております。
「ドッジ総裁は、カナダ銀行理事会と財務相に対し、2期目は目指さないとの姿勢
を伝えた。現在の任期は08年1月31日まであるが、総裁は後任の選定と指名を円
滑に進められるよう、事前に方針を明確にしておくとの考えを示唆した」
ドッジ総裁は米国プリンストン大学出身で、温厚な人柄から、カナダ国内はもと
より海外の場においても非常に人望が厚く、国際通貨基金(IMF)の改革推進を
提唱する立場に身をおかれていました。
長らく低迷していたカナダ通貨の価値をここまで引き上げた裏には、ドッジ総裁
の卓越した統率力と計画を推進する力が多分にあったと思います。
そのため、ドッジ総裁が在任中に、その功績が多くの人々に評価されることを
願わずにはいられません。
「以下の記事より引用」
(ロイター)
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