『カナダが京都議定書の目標断念』
本日の時事通信の記事によりますと、自然と経済が共生する国として
名高いカナダが意外な行動をとることとなったもようです。
カナダのメディアなどによると、カナダの保守党政権は今月29日までに、
地球温暖化防止のための京都議定書で定められた温室効果ガス排出削減
目標の期限内達成を断念することを明らかにしたもようです。
議定書に批准した主要国のうち目標達成をあきらめるのはカナダが初めて
となり、「他国も追随する可能性」が出てきたことから、今後の活動を、
懸念する声が高まっております。
カナダは議定書で、2012年までに温室効果ガス排出量を1990年比6%
削減するよう義務付けられているが、段階で同30%増加しており、目標
達成は不可能と判断したとされております。
ベアード環境相によると、カナダ政府は今回、これまでの目標を見直し、
2020年までに現在に比べ排出量を20%削減する目標を設定しております。
しかし残念ながら同議定書の目標から大きく後退する内容となりました。
<以下の記事より引用>
(時事通信)
『カナダ、京都議定書の目標断念=他国が追随の可能性も』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070430-00000028-jij-int
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