ロイターの記事によりますと、カナダ銀行は、市場予想通り政策
金利である翌日物金利を4.25%から0.25%引き下げ4.0%とし、
折込済みということで大きな反応はありません。
カナダ中銀は、
米国経済が景気後退・減速のいずれかに陥った
場合、適切に対応しなければならず、同盟国であるため、輸出へ
の影響をつねに警戒しなければなりません。
ですので、前日の
米国市場はFRBがFOMC前に大幅な緊急利
下げを発表しているのですが、場合によってはカナダ中銀もさら
に追加利下げを迫られる可能性があります。
しかしながら、カナダ経済はファンダメンタルズの面でも堅調を
維持しているので不安要素は米国経済の先行き不安以外に特
に見当たりません(これが一番大きいのですが・・・)。
事実、商品価格が継続して高騰している大豆など一部の商品
は別として需要が高まっております。
しかし、そんな中にありながらもカナダ中銀は08年の米経済の
成長率見通しに関して、10月時点で予想していた2.1%から大
幅に弱まったと述べております。
また、08年の第2・四半期に供給過剰になると予測しており、07
年第4・四半期が減速するも、経済は依然として潜在能力を上回
っている控えめに見解を示しております。
地にしっかりと足をつけて経済を見る力がどの国よりも高いと思
いますし、カナダの魅力であると思います。
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