ロイターが報じた記事によりますと、カナダ銀行のドッジ総裁は、
カナダ中銀が08年上半期における米国の経済成長にかんして
「非常に減速する」と予測したことが明らかになりました。
また、ドッジ総裁は、08年上半期の
米国の経済の成長率にかん
しては、0.5%程度になる可能性はあるものの、同水準を若干上
回るか、逆に下回る可能性があるとの見方を示したようです。
一方、米国の経済が景気後退局面入りする可能性について問わ
れると、直接の言及を避け、成長がゼロに近い状況のなかで、正
確に予測することは難しいと述べております。
「米経済は非常に弱い」としながらも、米国の輸入受容を決定
しなければならないことから、米国の最終内需をみると、実際
には0.5%を下回っているようです。
そして、カナダ中銀による米国の経済成長にかんして0.5%と
予測する背景には、米国のネットでの輸出がある程度強くなる
との想定に基づいております。
また、ドッジ総裁は、今後米国の経済が成長、もしくはある程度
回復すると予想しておりますが、そのためには一段の利下げが
必要であると述べております。
米国の経済成長に大きく影響されるカナダの宿命でもありますが、
米ドルがさらに利下げされることにより、カナダドルもそうした動き
にともなって利下げする可能性があります。
サブプライムローン問題が拡大したことにより、
金融商品の保証
を行なうモノライン大手の格付けが拡大したことにより、保証する
商品の格付けがさがることで評価損の拡大が懸念されてます。
問題がさらに拡大したことにより大きな波紋を呼びそうです。
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