外為法が改正されたことによりFXが誕生し、為替取引が一般化
されることになったわけですが、それまでは一回の為替取引で
1億円単位で取引が設定されていました。
ですので、とてもじゃないですが、一般の個人投資家が投資で
きるわけもなく、為替取引は大口だけのものだったわけです。
そして、FXが誕生したことによって、小口化し、1万通貨単位を
金額ではなく、証拠金をおさめることで取引で生じる差損益の
みを受け渡すことができるようになったのです。
これまで、最低でも1億円必要だった為替取引が、証拠金さえ
おさめれば、10万円程度の資金で十分1万通かを行えるので
すから魅力を感じない方がおかしい状態が続きました。
数年間安定的に円安が続いたこともあって、FXは究極の投資
商品として、マネー誌だけではなく、テレビや新聞などの大手
メディアでも積極的に取上げられました。
こうしたことによりFX取引は一気に人気を拡大したわけですが、
株式投資より、敷居が低く、各種手数料が安いことから、株式
投資からFX取引に移行する個人投資家が増えています。
一般の家庭の主婦が数億円FX取引で稼ぐも脱税したことで、
「FXはそれほど儲かるのか?」といったことを一般の方々の脳
裏をかすめてFX取引に興味を持つのも無理はありません。
しかし、円安がいつまでも続くわけがなく、サブプライムローン
問題が浮上したことで金融不安から、基軸通貨の米ドルが大き
く売られる展開がつづきました。
米金融当局が政策金利を数ヶ月に渡って低下させたからなので
すが、資源国として経済が好調であることから、これまで比較的
安定していたカナダドルも大きく影響されています。
いい時というのは長くは続かないと心がけるべきですね。
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