米金融最大手のシティの第4四半期決算がサブプライム関連
の損失が膨らんだことにより日本円にして2兆円以上の大幅
赤字を計上したことから、米国株は大幅下落しました。
こうしたことから、
為替市場にてついにドル円が、およそ2年ぶり
に105.9円まで下げる場面が示現されました。
これにともない他国通貨も概ね下落しております。
昨年124円台をつけたカナダドルも104円台まで下落しており、
これまで、第2の基軸通貨として力強さを誇示していたユーロ
も、ここにきて大きく下落しております。
シティ並みに損失を拡大したのか否か注目されていたJPモル
ガンの決算はEPSが市場予想より悪化するも損失は減少して
いたことにより市場にて安心感が広がりました。
また、消費者物価指数や鉱工業生産も良く、地区連銀経済報
告も予想範囲内だったためドル円・クロス円は上昇しました。
今晩、米国株式市場開始直前にメリルリンチの決算発表が予定
されており、その後は米住宅着工件数や建設許可件数の発表や
バーナンキ議長の議会証言が予定されています。
来週は重要度の高い米国経済指標の発表は少ないので、今週
が大きな山場となりますので、要注意です。
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