これまでカナダもしくはアメリカの金融政策が変更された場合や、近く
変更される可能性が生じた場合には、米ドル・カナダドルの相場が大き
く変動するケースが少なくありません。
なので、カナダドルはアメリカとカナダの金融政策に影響を及ぼす雇用、
消費、生産活動などに関する両国の経済指標に対しまして両国でしば
しば反応しあうことが多いもようです。
一方、カナダドル・円相場に影響を与える要因としてあげられるのが、
日本の株価動向や、金融政策などが挙げられます。
あくまでも噂の範疇を超えないので恐縮ですが、ここ2〜3年、カナダ
のヘッジファンドも日本株への投資を増やしているそうです。
日経225やTOPIXなどの株価指数が上昇局面にある時は為替相場も
円高・カナダドル安に揺れる場合もございます。
中長期的には日本への金融政策の変化がカナダドル・円相場に与え
る影響がより活発になる傾向にあります。
これまでカナダは資源国である特徴を生かして経済を発展させること
に成功したのですが、依然として外部要因に振り回せる傾向が強い
ので上述したように主要国の経済指標の発表時は要注意です。
また、カナダドルは資源国通貨の宿命ともいえますが、商品市場の動
きにも大きく影響されますので原油相場は要チェックです。
色々と注意しなければならない点が多いですが、安定した利益をあげ
るために必要なことなので必ず確認することを心がけてください。
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