投資効率を考えた場合、円建ての資産だけではなくて、カナダドルなど
の外貨で運用することも資産運用を行なう上では大切です。
そして、予め設定したリスク許容度にあわせて、日本やカナダのような
先進国の市場だけを考えるのではなくて、ポートフォリオの枠組みとし
て新興国市場の投資も組み入れていくと投資効果を高めます。
注意点としては、新興国市場の場合世界経済が安定して推移している
局面では勢いよく上昇するのですが、今現在のように世界経済が後退
局面にある場合は大きく下落します。
ですので、リスク許容度を明確にする必要があります。また、下落局面
に相場がある場合は大きく儲けようとしないほうが良いです。
そして、FXや外貨預金などの外貨商品以外の金融商品に投資するの
も分散投資効果が高いのでおすすめです。
しかし、為替の場合様々な通貨に投資することは容易ですが、株など
の投資商品に直接投資するのは日本からだと結構難しいです。
しかし、最近様々な金融商品が国内でも販売されており、特にここ最近
では新興市場向けのファンドも増えています。
ですので、今後こうした状況は改善されるとは思います。実際に、分散
投資の場合、リスクを分散する格好となるためその分利回りは低下し
ますが、一つの通貨や商品に固執するのは危険です。
かえって投資効率を低下させることになりますので、できるだけ複数の
金融商品や銘柄(通貨)で分散投資することをおススメします。
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