カナダドルは資源国通貨であるため、原油相場に影響されやすい傾向にあります。原油価格
が高騰し続けて天井圏に達した2008年には、カナダドルも数十年ぶりに対米ドルで上回りま
したことは記憶に新しいところでございます。
ですので、原油価格が上昇局面にある場面では、カナダドルにとってもプラスに働きますが、
反対に需要減のため生産が低下するような場面ではマイナスに働きます。
そして、80年代までは、それまで米国経済に依存しすぎたため、米国がリセッションしたこと
により、カナダ経済は大変厳しい状況に追い込まれることになりました。
そういたことを過去に経験していることもあってか、今現在のカナダ経済のファンダメンタルズ
は非常に強いですが、主要産業の一つである金融業が今後どこまで世界的な金融危機に
よる損失を抑えることができるかが注目されています。
また、上述したとおり、カナダは米国経済と新密度が依然として高いので、ニューヨーク時間
に値動きが活発化します。ですので、カナダドル・円は夜間に取引すべき
通貨といえます。
東京時間でカナダドル・円を取引するのは、あまりおすすめできません。理由としてはカナダ
ドル自体が流動性が低いからです。ですので、ニューヨーク時間がオススメです。
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