実際に、FX取引を始められて為替差益を中心に順調に利益を拡大することによって大き
な壁にぶつかります。まず、自らトレードを難しくしてしまう傾向が強いのです。
こうした背景には、一度に大きな利益をあげてしまうと、それに応じてポジションを拡大して
しまう点が、比較的大きな要因としてあげられます。
確かにFX取引に限らず、運用資金が多ければ、それに伴って得られる利益も大きくなりま
すが、反対に損失が発生する場面では、これまで以上に大きな損失を被ることになります。
当然のことながら一回に目減りする金額が大きくなるので、負けが込むと焦ります。
そして、焦りと不安が入り混じった状況では適切な投資判断を下すことは出来ません。
ですので、もし、負けが込んできたら一旦ポジションを全て閉じるべきなんです。
もしくは、できる範囲内で縮小することをおすすめします。
調子が良かったときと同じポジションにまで縮小したうえで売買を続けることによって、再び
調子を取戻す可能性が自然と高まります。
そして、再び利益がではじめたら再投資にまわすのではなく、別の口座に出金して残高が
増えるのを目標にトレードすべきです。
そうすることで資産が拡大します。一気に資産を増やしたい気持ちは分りますが、歴史的
な円高局面にある状況下では、あまりにも無謀です。
こうした状況下で年利10%を達成するだけでも凄いことです。
無謀な取引を繰り返して取引そのものから撤退することにならないためにも、適切なポジ
ションを維持して取引することをおススメします。
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