依然として、米国を中心とした金融不安が広がっています。今現在、ニューヨーク市場では、
企業の業績が好調であることを交換して株価をもどしていますが、注意が必要です。
といいますのも、時価会計が撤退されたため、金融機関の損失がいくらあるか分からない
情況にあるので、今後破綻する大手金融機関がでれば再び暴落する可能性があります。
そうした状況下にありながら、米国経済と一心同体であるカナダ経済も、これまで停滞する
ことを余儀なくされていた状態から明るい希望が見え始めています。
そうした中で、今回はカナダドル・円を取引した場合に、相場が大きく動く時間帯とその特徴
について簡単ではございますが解説させていただきたいと思います。
カナダドルを中心に
FX取引を行うのであれば、プライスメーカーが、カナダ系の銀行である
ことや、米国経済との連動性が非常に高いからです。
ですので、ニューヨーク時間(日本は夜中)にカナダドル・円相場の値動きが活発化すること
になるため、日本時間の夜中に相場はよく動くとされるわけです。
カナダドルはご存知の通り、東京時間はほとんど動きません。取引される量が極端に少ない
からです。ですので、カナダドルを取引するのであればニューヨーク時間がベストです。
そして、カナダ経済と米国経済との連動性高さについて補足させていただきますと、カナダの
製造業への米ドル資本が多く流れていることが直接的な要因とされています。
ですので、当日もし米国経済指標の内容が悪いと、カナダドル・円も同様に夜中に値動き激し
くなるのです。このため、昼間仕事されている方も、次の日に差し支えない程度に夜間を中心
にトレードされる方が良いかもしれません。(早起きして取引するのも良いでしょう)
また、カナダドルの流動性はそれほど高くないので、サプライズな材料が発表される度に値動
きが激しくなります。上述した事から経済指標や金利ドル動向の発表時には注意が必要です。
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