基本的にカナダドル・円で
FX取引するのであれば、長期投資で運用すべきです。今後も米ドル
が大きく下落する場面では、連動して暴落する可能性は残念ながら高いと思います。
しかし、カナダは資源国としてファンダメンタルズが強いので、長期的に買われる通貨であると
考えられます。ここで注意しなければならないことがあります。
例えば、「含み益が出ていた状態から相場が一転して下落して含み損を抱えることとなり、買い
単価にまで下落してしまったために、我慢ができずに全部売ってしまう」
「含み損が出ている状態から相場が一転して上昇して含み益を抱える水準まで上昇して、買い
単価に戻ったときに、下落するかもしれないと思って全部売ってしまう」
上述したような取引をおこなってしまうのは、良いとはいえません。資産運用とギャンブルの違
いは着実に資産を増やすことなので、一か八かの取引は極力避けます。
仮に複数のポジションと建ててしまったことに対する後悔があるのであれば、全部決済するの
ではなく、絶えられるポジション量を残して一部を決済することも視野に入れるべきです。
しかし、もし、長期スタンスでFX取引を行なっているさいに、自分は短期売買の方が向いている
と気づいたのであれば、長期投資のポジションを少しずつ削りながら短期売買のポジションを
拡大していくのも一つの手だと思います。
大切なのは、投資のスタンスに一貫性をもたせることです。相場に合わせることは非常に大切
なことですが、その度に全てのポジションを閉じなければならないような取引はおすすめできま
せん。常に相場に翻弄し続けることになりかねませんので注意が必要です。
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