依然として金融不安が解消されないため、ドルが売られ円が買われることから円高
が継続しています。ですので、金融市場が混乱する状態であっても、円高でるため
「
外貨預金を始めるなら今だ!」といった広告を良く見かけます。
実際に、景気後退から再びデフレ化が進んでいるだけに低金利状態が今後も続く
ことを余儀なくされている日本では外貨預金の残高が増えています。
外貨預金の注意点として、外貨預金は国内の
金融機関が提供する預金サービス
のように元本保証がありません。そして、高金利が外貨預金の大きな魅力とされて
いますが、金利ばかりに目を奪われてはなりません。
それよりも
為替が変動することによって生じる差損益を注意しなければなりません。
ですので、外貨預金を実際に行なう前に為替が変動した場合の収益と損益につい
てよく考えてから実際に行う必要があります。
また、外貨預金は他の
外貨商品の手数料と比較しても割高です。実際に、銀行の
外貨預金手数料はとても高く設定されています。
一般的に米ドル/円で往復 2円に設定されているところが多いです。最低でも2円
以上外貨預金を始めたときよりも円安にならないと為替差益が得られません。
また、
カナダドルのように流通量の少ない通貨の場合は、往復で6~8円もの手数料
を取られますので、長期での運用が絶対条件となりますので、やはり、最低でも3年
程度の長期運用でも問題なく行なえる余裕資金で外貨預金すべきです。
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