外国為替相場も、結局は、通貨の需給バランスにより、レートが決まります。
たとえば、円が買われれば円高になり、売られれば円安が進みます。
ですので、外国為替市場で取引をに参加している投資家は、様々な要因を
踏まえた上で通貨の売り買いを判断するのです。
通貨の需給バランスを左右する具体的な要因として、まず景気について
考えてみたいと思います。
基本的には、景気が良くなれば成る程、その国の通貨は買われ、逆に景気が
悪くなればなるほど、その国の通貨は売られる事になります。
景気が良くなれば、景気の回復過程において投資チャンスが見込める事から、
新規ビジネスをたちあげる企業も増えることが予想されます。
また、その国の株式市場に投資する事で、株式の値上がり益や、配当狙いの
投資家も増えることでしょう。
このように、その形態は問わず、景気が上がり調子の国には、投資資金が
流れ込むことになります。
良い例が、北京オリンピック、上海万博を控えた中国でしょう。
世界中から沢山のお金が中国にあつまりました。
その結果、景気が好調の国の通貨は、外国為替市場で買われやすくなり、
逆に景気が悪くなる傾向にある国からは、資金が流出しやすくなります。
これは、バブル経済が崩壊してからの日本経済を見れば、一目瞭然です。
東京外国為替市場の取引は一時急減し、東証外国部に上場していた外国企業も
ピーク時の3分の1まで減ってしまったのです。
バブル崩壊後の長期にわたる景気低迷によって、日本から海外へと投資資金が
シフト(逃避)してしまったのです。ですので、景気が低迷している国からは、
資金が流出しやすくなるので、その国の通貨は安くなる傾向がございます。
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