米大手証券会社リーマンブラザーズが破綻したことや、保険大手
のAIGが9兆円規模の融資をFRBから受けたことによって、金融
不安が拡大したことが懸念されております。
依然として、欧米の金融機関の間では、深刻な被害がサブプライ
ムローン問題によって広がっている中で、多くの方は、これまでと
は違った投資スタイルに切り替えることを迫られております。
こうしたことから、今後はどのような戦略の元に投資活動をくり広げ
るかが問われております。米国経済のリセッションリスクも日増し
に高まっていますのでなおさら注意が必要です。
このような状況下で、どのように投資すれば良いかと尋ねられれば、
FX取引であれば売りに徹する。(両建ては避ける)
もしくは、様子見に徹するか、ひたすら安全性のみを追求し、外貨
MMFなど信頼性の高い金融商品に資産をシフトするのも良いかも
知れませんが、ボリュームのある利益は期待できません。
今現在、数十年に一度あるかないかの状態に今現在の金融市場
は置かれていると思いますし、この状態を脱するのには、現時点
ではどれくらいの時間を要するか検討がつきません。
しかし逆にこうした状況を逆手にとり、空売りを仕掛けて大きく利益
をあげることもできると思いますが、下落相場での売りは一見簡単
そうに思えるかもしれませんが、実際は難しいです。
今後も、大きく下落する要因が多数登場することになると思います
が、政府系ファンドのように突然振ってわいてきたように相場を上昇
させる材料が発表される事が来年も継続すると思います。
ですので、こうした動きを逆算してフットワーク良く投資するのが、
もしかしたら一番安全なのかもしれません。
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