カナダ対円:横ばい傾向
<先週の相場の出来事:ようやく下げ止まる>
(今後の注目点)
米国市場次第、上値限界
カナダ統計局が第3・四半期の国内総生産(GDP)成長率は、
前期比年率でプラス2.9%となりました。
個人消費は大きく低迷するもカナダドル上昇の影響により、
輸入は6.4%増と大幅に伸びたことによって押し下げ要因を
相殺することとなり、市場予想を大きく上回りました。
そんな中、今週つけた107~108円は下値不安をさらに高め
る水準であったにもかかわららず、反転してくれたことにより
111円台まで回復することとなりました。
とりあえず下げ止まることとなったわけですが、下値警戒感
も台頭しそうなことから目先は109~114円で堅調な動きと
なる可能性が高いと思います。
しかし、114円超えたところで、当面の戻りの目標としては
強く意識されることになると思います。
それ以上の上昇は厳しいと思います。
<カナダの指標スケジュール>
12月4日(火)
カナダ中央銀行政策金利発表
12月6日(木)
住宅建設許可(10月)
12月7日(金)
Ivey購買部協会指数(11月)
失業率(11月)
雇用ネット変化率(11月)
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